この記事を読んでいるあなたは、
- トランプの起源を知りたい
- トランプのカードの意味を知りたい
- トランプの絵柄の意味を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに向けて「トランプの起源や絵柄の意味、名前一覧やトランプで遊べるゲーム」などを紹介していきます。
トランプの起源とは
トランプの起源とは、現在の最有力の説では中国が発祥と言われています。
中国では12世紀より前からトランプの一種とされる「馬弔」があったとされ、14世紀頃から欧州に伝わり現在のトランプができたとされていますが、19世紀初頭の古代エジプト説や6世紀頃のインド説などの諸説もあるため、実際の起源は明らかになっていません。
ただし、世界中に広めたのは欧州であることにほぼ間違いないらしく、伝わってきた由来だけが明確ではありませんでした。
とはいえ、14世紀頃からすでにトランプがあったとの記録があるため、それ以降の諸説であるタロットと関連深いとされていた古代エジプト説は否定され、チェスの発祥と同時に起源されたと言われるインド説も信憑性が薄いそうです。
専門家が深く調べた結果、麻雀の根源となる馬弔が12世紀からあり、似たようなカードゲームも記録に残っている中国が起源元として伝えられています。
トランプはいつ日本に伝わってきたの?
トランプが日本に来たのは、16世紀にポルトガルから伝わったのがきっかけです。
当時は48枚の組み合わせで、トランプではなくポルトガル語の「カルタ」として流行していました。
また、日本の遊びである「かるた」の由来もこのトランプであり、あらゆるカードゲームの根源になったと記録されています。
ただ、一旦は当時の「カルタ」の流行が収まり、再び盛んになったのは明治時代に入ってからの1900年前後からです。
19世紀初頭頃にはすでに現在のトランプの形式となっており、正式名称である「プレイングカード」として広まっていくのですが、欧米人が切り札の意味合いである「トランプ」と発言したことによって間違った名称で日本では伝わっています。
実際に、トランプとは日本でしか使わない外来語であり、海外で言っても伝わりません。
そして、1953年に任天堂が現在のトランプを日本中に広め、現在のように多くの家庭やゲームで遊ばれるようになったのです。
トランプカードの名前/読み方一覧
トランプの名前と読み方を一覧表でまとめました。
以下の表を見れば分かるように、A~6までは聞きなじみのない読み方になっているはずです。
これは古いフランス語から伝わっているとされ、世界各国のプレイングカードやダイス(サイコロ)などでも共通で使われています。
海外のゲームやカジノでトランプゲームをする際には以下の読み方となるため、これから遊ぶ機会がある方は覚えておくと役立つでしょう。
絵柄 | 名前/読み方 |
---|---|
❤︎ | ハート |
♦︎ | ダイヤ |
♤ | スペード |
♧ | クラブ |
A | エース |
2 | デュース |
3 | トレイ |
4 | ケイト |
5 | シンク |
6 | サイス |
7 | セブン |
8 | エイト |
9 | ナイン |
10 | テン |
J | ジャック |
Q | クイーン |
K | キング |
トランプの絵柄/マークの意味
トランプの絵柄の意味を解説します。
スペード
スペードとは、剣の形に例えており騎士の意味を指しています。
季節で表すと冬で、剣は武器でもあるため深い意味合いだと「死」を示しているというトランプの中では攻撃的な1枚です。
意味 | 剣・騎士・死 |
---|---|
季節 | 冬 |
星座 | 風の星座 |
クラブ
クラブとは、マークの形がこん棒をモチーフしていることから農民という意味です。
季節だと春に当てはまり、知識や平和といった穏やかな意味合いも兼ねています。
意味 | こん棒・農民・平和・知識 |
---|---|
季節 | 春 |
星座 | 火の星座 |
ダイヤ
ダイヤとは、物で例えると貨幣となり、そのままの意味でお金を指しています。
職業だと商人の意味合いで商売繁盛や財産なども含まれており、季節でいうと夏を表した1枚です。
意味 | お金・貨幣・商人 |
---|---|
季節 | 夏 |
星座 | 地の星座 |
ハート
ハートとは、形のイメージ通り愛を意味しています。
物で例えれば聖杯をイメージしており、職業は僧侶を意味した秋を表す1枚です。
意味 | 愛・聖杯・僧侶 |
---|---|
季節 | 秋 |
星座 | 水の星座 |
ジョーカー
トランプのジョーカーの意味は、英語でいうと「joker」で冗談を言う人であり、トランプだと道化師を表しています。
絵札にはピエロのような愉快な道化師が描かれていますが、役割としては最強のカードや切り札だったりと重要な1枚です。
ただし、日本に伝わった頃のトランプではジョーカーは使われておらず、そもそもは存在すらしていませんでした。
それではなぜジョーカーが導入されたかと言うと、トランプには切り札や最強のカードが存在しないことでアメリカが発祥で作られたのが1つの諸説です。
また、深い意味合いだと宮廷道化師となり、貴族や王様でも逆らえない存在だったから最強のカードになったとも言われています。
トランプで遊べるゲーム
トランプで遊べるゲームを紹介します。
ポーカー
ポーカーとは、カード5枚で強い役を作りながら勝利を目指すトランプゲームです。
日本ではドローポーカーといってカードをチェンジしながら役を作っていくのが主流ですが、世界的に有名なのはテキサス・ホールデムというゲームになります。
現在は日本でもテキサス・ホールデムの人気が上がっており、多くのプレイヤーが世界大会やプロを目指して注目を浴び始めました。
テキサス・ホールデムは、カードを配りゲームを進行するディーラー1名と、役を作って勝利を目指すプレイヤー数名で遊べます。
また、ゲーム開始時に各プレイヤーにチップが配布され、トランプはA~Kまでの52枚1セットでジョーカーは含まれていません。
基本的なゲームの流れは、以下の通りです。
- ディーラーがプレイヤーにカードを2枚ずつ配る
- 場に「フロップ」という3枚のカードを配る
- 場に「ターン」という4枚目となる1枚のカードを配る
- 場に「リバー」という5枚目となる1枚のカードを配る
- 役の強いプレイヤーが勝利
①~④では、レイズといって賭けチップを増やしたり、フォールドで勝てないと判断した場合は降りたりするなどのアクションをしながら進行していきます。
さらに、ゲームに参加した際のチップはポットに蓄積され、最終的に⑤のショーダウンで一番強い役を持っていたプレイヤーが勝利です。
ポットのチップは勝利したプレイヤー1人がすべてを獲得し、ゲームが終了して再度52枚1セットからスタートします。
①のプレイヤーのカードは自分にしか見えず、②~④までの場のカードは表向きでみんなが見れるようになっているため、相手の役を読みながら賭けチップを増やしたりして駆け引きを楽しむゲームです。
ブラックジャック
ブラックジャックとは、A~Kまでのカードの合計が21になるように目指すゲームです。
このゲームもジョーカーは含まれず、一般的には52枚1セットを8デッキ用意して416枚と多くのカードを使って遊びます。
ブラックジャックの場合は、カードを配るディーラーもゲームに参加し、各プレイヤーはこのディーラーに勝利しなければなりません。
そして、カードをもう1枚引くヒットと、ストップして今の数字で参加するスタンドのアクションを取りながら21を目指していき、各数字にはルールが以下のように定められています。
- A:1or11
- 2~9:数字通り
- 10~K:10で統一
もし7とQの2枚を持っていれば合計値が17となり、Aと3であれば4or14のいずれかを選択できます。
さらに、Aと10以上のカードの組み合わせが「ブラックジャック」という特定役で一番強く、22以上になってしまうとバーストといって必然的に負けになってしまうため注意しておきましょう。
ゲームの流れと手順は、以下の通りです。
- プレイヤーとディーラーに表向きで1枚ずつカードを配る
- プレイヤーに表向きで2枚目を配る
- ディーラーには裏向きでもう1枚配る
- プレイヤーが21を目指してアクションをする
- アクションが終了したらディーラーの裏向きカードをオープン
- ディーラーも同じように21を目指す
- ディーラーとプレイヤーで21に近い方が勝利
簡単に解説すると、プレイヤーのカードは全てオープンとなり、ディーラーは表裏の1枚ずつで配られます。
この1枚の表向きのカードでプレイヤーはディーラーの数字の合計を予測しながらアクションしないといけません。
バーストしないようアクションしつつ、最終的に21に近い方が勝利となります。
もしこれからブラックジャックで遊ぶ際は、プレイするゲームやカジノによって配当や配り方などのハウスルールがあるため、注意しておいてください。
バカラ
バカラとは、プレイヤーとバンカーのどちらの数字が9に近いか当てるというシンプルなトランプゲームです。
このゲームもジョーカーを含まず、52枚の6~8デッキの組み合わせが一般的となっています。
そして、バカラはカジノで多く遊ばれており、駆け引きを楽しむというよりもシンプルにチップを賭けて勝利を目指すゲームです。
基本的にはベットエリアとなる「プレイヤー」と「バンカー」のいずれかにチップを賭けるだけで、後はゲームを進行するディーラーがカードを配って配当を決定します。
また、A~9までの数字はそのまま適用ですが、10~Kは全て10で統一となるため覚えておきましょう。
ゲームの流れは、以下の通りです。
- プレイヤーとバンカーのいずれかにベット
- ディーラーがそれぞれのエリアに2枚ずつ配る
- ルールに応じてもう1枚配る
- 9に近い方にベットしていれば配当を獲得
バカラに関しては、2枚引くまでは毎ゲーム同じように進行しますが、③のルールに応じて3枚目を引くという点だけ若干複雑です。
プレイヤーとバンカーのいずれか、または両方が8以上であれば②の時点で決定し、もう1枚引くことはありません。
ただし、双方が7以下であればさまざまな条件に応じてもう1枚引くことになり、両方とも1枚ずつ配られたり片方だけの場合もあります。
また、基本的に4枚目に突入することはなく、カジノルールでは予測が当たった際にプレイヤーだと2倍、バンカーだと1.95倍の配当が獲得可能です。
トランプゲームで遊ぶならオンラインカジノがおすすめ
トランプゲームはオンラインカジノがおすすめです。
なぜなら、上記で紹介した3つのゲームとも公平性のあるルールで遊べるからです。
もっと詳しく説明すると、毎ゲームルールが統一化されており、運営元とプレイヤーの双方で勝利する確率は一定になります。
例えばブラックジャックなら、ディーラー側はカードの合計値が17以上にならないと引き続けなければなりません。
もしオープンカードが6であれば、裏向きのカードが10以下だと必然的にもう1枚引かないといけないため、バーストの確率が上昇します。
この17という数字を基本とすれば数式上の攻略法を使って勝率アップにも繋げられ、オンラインカジノで稼ぐことも可能です。
さらに、トランプゲームの全てがペイアウト率が高く、テキサス・ホールデムだと約97%、バカラであれば約98%、そしてブラックジャックは攻略法であるベーシックストラテジーを活用すれば理論上102%となっています。
オンラインカジノではライブカジノといってディーラーが実際に進行しているため、イカサマの心配はなく臨場感あふれるトランプゲームが楽しめるでしょう。
なお、日本人に人気のあるおすすめのオンラインカジノのランキングを以下の記事で紹介していますので、興味ある人はぜひ参考にしてみてください。
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トランプの起源や絵柄の意味のまとめ
この記事では、「トランプの起源や絵柄の意味、名前一覧やトランプで遊べるゲーム」などについて解説してきました。
起源については諸説ありますが、12世紀に中国で発祥してから14世紀に欧米へと伝来し、16世紀頃にポルトガルから日本へと伝わったとされています。
また、正式名称は「プレイングカード」であり、トランプと呼ぶのは日本だけであることも分かりました。
世界各国から日本までトランプで遊べるゲームは多数存在しており、有名なのはバカラやブラックジャック、そしてポーカーなどがあります。
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