この記事を読んでいるあなたは、
- ZAIXは大丈夫?違法な業者なの?
- ZAIXにはどんな評判がある?
- ZAIXの問題点は?
このように考えているかも知れません。
この記事では、「ZAIXの概要や評判、問題点」などについて紹介します。
人気のある海外FX業者に登録したい方は、以下の3業者がおすすめです。
海外FX業者 | 概要 | 公式サイト |
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公式サイト | |
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公式サイト | |
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公式サイト |
なお、2024年1月28日よりアプリおよびウェブサイトにてサーバーエラーが発生し、復旧に向けた緊急メンテナンスを実施中です。
緊急メンテナンスが終わるまでサービスは一時停止中のため、再開を待ちましょう。
なお、総合的に評価されている人気の海外FX業者については、海外FX業者おすすめランキングにて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ZAIXの基本情報
最大レバレッジ | 100倍 |
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スプレッド | 0.6pips〜 |
取扱商品数 |
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約定力 | 高い |
ロスカット水準 | 100% |
取引方式 | ー |
取引ツール | MT4 |
日本語表現 | ◯ |
ボーナス/キャンペーン | なし |
金融ライセンス | 公式サイトには下記を記載 FinCEN FINTRAC |
設立 | 2019年 |
運営会社 | 株式会社ZAIX取引所(ZAIX Ltd.) |
公式サイト | ZAIX公式サイト |
ZAIXとは、令和元年に設立され、2021年からサービスを開始したFX業者です。
コピートレードを提供しており、Instagramのインフルエンサーを起用した宣伝活動に力を入れていました。
海外業者で会社概要に記載している住所などは海外のものですが、公式サイトは日本語のみの対応であるため、日本人向けに営業・集客していると考えられています。
ZAIXは大丈夫?問題点・不審点を解説
ZAIXについて検索していると、ネガティブな情報を見て大丈夫なのかと疑問を持つ人もいるでしょう。
ここでは、ZAIXの問題点・不審点について解説します。
- 日本の金融庁から警告を受けている
- 利用すること自体に違法性はない
- 出資法に違反する元本保証を行っていた
- 提示していた最大損失30%よりも損失額が大きくなった
- 会社住所が正しくなかった
- 公式サイトが日本語表記のみ
- 他社サイトのコンテンツを転用している
- インスタグラムで怪しいインフルエンサーを使ったマーケティングを行っていた
日本の金融庁から警告を受けている
ZAIXは、令和4年12月に日本の金融庁から警告を受けています。
海外業者でも、日本居住者に向けて金融商品の取引をする際は、金融商品取引法上の登録が原則必要です。
金融庁は警告することで、金銭や音信不通トラブルなどの被害を防止しようとしています。
大手海外FX業者でも過去に警告を受けた業者が多いですが、金融庁に登録するとレバレッジやゼロカットシステムに制限がかかってしまうため、あえて認可を避けています。
トレーダーにとっても、ハイレバレッジ取引やゼロカットシステムがあるのは魅力です。
金融庁からの警告は、ZAIXに限った話ではないと把握しておきましょう。
利用すること自体に違法性はない
金融庁に未登録とはいえ、利用自体に違法性はなく、ZAIXでも同様です。
なぜなら、金融庁の警告文には業者側を規制する文章はありますが、トレーダー側の利用を制限するものではないためです。
しかし、金融庁に未登録・警告を受けた業者だと、利用したら捕まるのではないかとイメージする人もいるかもしれません。
悪質な業者も存在しますが、運営実態や海外の金融ライセンスの有無などを調べて、信頼性の高さを確認しておきましょう。
出資法に違反する元本保証を行っていた
ZAIXは、出資法に違反する元本保証を行っていた点が問題視されています。
元本保証とは、入金金額よりも大きな損失は発生しないと保証することです。
出資法第2条によって金融庁に認可された金融機関以外が、元本保証を行って資金収集する行為は禁止です。
FXなどの投資には元本割れする可能性があり、自身のリスク許容度に合わせて取引しなければなりません。
ZAIXではインフルエンサーの宣伝で、コピートレードを行う際に元本保証されると主張しており、明らかな違法行為であると指摘されています。
提示していた最大損失30%よりも損失額が大きくなった
ZAIXが提示していた最大損失30%よりも損失額が大きくなったケースも、問題視されています。
投資プラン「SPB積極型(大型プール)」「新SPB積極型」による資金運用では最大損失30%と提示していました。
ところが、被害者の口座残高がマイナスになり強制ロスカットがなされたため、最大損失30%の規定を無視しているといえます。
業者側が提示したルールを破った事実は、ZAIXの不信感を高める要素の1つとなるでしょう。
会社住所が正しくなかった
ZAIXの公式サイトに記載されている会社住所が正しくなかった点も、不審点として挙げられています。
登録住所は「165 Yonge StToronto, ON M5C 2L7, CA」としていますが、Googleマップで検索するとSaks Fifth Avenueというカナダの高級百貨店がヒットしました。
また、マレーシア支店の住所を検索すると労働安全衛生センターが、セーシェル共和国支店ではエデン・プラザというショッピングモールがヒットします。
上記のように、会社住所が正しくない点からZAIXの運営体制に対して不審に思う人もいるでしょう。
公式サイトが日本語表記のみ
ZAIX公式サイトは、日本語表記のみとなっています。
通常、海外FX業者の公式サイトは外国語表記をベースに、複数ヵ国に対応したページを用意しているケースが多いです。
ZAIXの公式サイトが日本語表記のみの理由として、あらかじめ日本居住者だけをターゲットにしていると推測されます。
海外FX業者であるものの、公式サイトは日本語だけな点を不審に感じる人も多いです。
他社サイトのコンテンツを転用している
ZAIXでは、他社サイトのコンテンツを転用していると確認されています。
ZAIXの公式サイトではニュース・ブログ記事のコンテンツがあり、複数カテゴリーを用意しているにも関わらず、5月16日~5月31日のマーケット情報のみ掲載されています。
掲載されている記事のうち、2023年5月26日のマーケット情報の内容が「TRADING ECONOMICS」という他社サイトのコンテンツを転用したものでした。
文章は翻訳したもの、グラフはキャプチャし編集された画像だと考えられます。
引用元を記載しておらず、ZAIXが調査しグラフを作成したかのように見せているところが、問題かつ不審感を抱かせています。
インスタグラムで怪しいインフルエンサーを使ったマーケティングを行っていた
ZAIXはインスタグラムでインフルエンサーマーケティングを行っており、怪しいと感じている人の意見も見られました。
インフルエンサーは「初心者でも簡単に稼げる」とコピートレードのメリットや、稼げている様子などを投稿していました。
また、現金プレゼント企画やLINE上で勧誘行為も行われていましたが、口座残高がマイナスに転じた騒動が起きた途端にインフルエンサーのアカウントは削除され、投資初心者や主婦が被害に遭っています。
怪しいインフルエンサーを使ったマーケティング手法は、過去にHASTFOREXやFXsuitで同様の詐欺が発生しました。
高級ブランド品や大量の現金を並べた画像の投稿、現金配布企画からLINEへ誘導するなどが見られるアカウントには近寄らないでおきましょう。
ZAIXでコピートレードによる強制ロスカットが実行された
2023年6月6日からZAIXでコピートレードによる強制ロスカットが実行され、トレーダーの口座残高がマイナスに転じました。
コピートレードとは、プロトレーダーの取引を自身のトレードとしてコピーする取引手法で、初心者や時間のないトレーダーでも利益を出せると人気です。
6月5日に経済指標の1つ「ISM非製造業景況指数」が発表され、市場に影響もありましたが、全資金がマイナスになるほどではなく、ZAIX側によってトレード履歴が改ざんされたなどの不審な点も挙げられました。
経済指標発表の機に乗じて、ZAIXによる「投資詐欺」が行われたとトレーダーから指摘されています。
ZAIXは出金拒否に関する口コミが目立つ
ZAIXでは、特に出金拒否に関する口コミが目立ちます。
以下に口コミをまとめました。
ZAIX出金無理でしたわ。
振替承認まで行ったのに、最後で拒否られました。
あー60万さようなら。出典:X(旧Twitter)
ZAIXに預金残高あった方(spbの取引残高ではない)で、出金申請して承認された方いますか?6/6に申請も、まだ承認されていない状況です。昨日運用解除依頼も出し、こちらもまだ未承認です。
出典:X(旧Twitter)
#zaix
着金出来ませんでした。
一瞬残高が戻った隙に出金依頼したのですが
取引未反映のため拒否とのこと。で、勝手に取引口座に残高戻されて反映され僅かな資金だけ残った形になりました。
残高ほぼぶっ飛びました………
出典:X(旧Twitter)
上記のように、出金申請をしたにも関わらず、何かしらの理由を掲げて拒否されたユーザーの口コミが見られました。
詐欺の手法に「ポンジ・スキーム」があり、トレーダーに入金させてお金を収集し、実際は運用を行わず資金が集まらなくなれば破綻させるため、被害に気付くのが遅れやすい特徴があります。
ZAIXの出金拒否によって、数億円〜数十億円規模の被害が発生したのではないかと考えられています。
海外FX業者で安全に取引する方法
海外FX業者で安全に取引する方法として、以下の3点に気を付けましょう。
- 信頼性の高い金融ライセンスを取得している業者を選ぶ
- 信託保全・分別管理で資産管理している業者を利用する
- 使用する金額を制限する
それぞれの詳細を解説します。
信頼性の高い金融ライセンスを取得している業者を選ぶ
取引の安全性を保証する根拠の1つとして、信頼性の高い金融ライセンスを取得している業者を選びましょう。
海外FX業者は日本の金融庁から認可を受けない代わりに、海外の金融ライセンスを取得しているブローカーがほとんどです。
金融庁の認可を受けると、ゼロカット禁止やレバレッジが最大25倍などの制限があります。
海外の金融ライセンスにはさまざまな種類があり、取得難易度も異なります。
厳しい基準をクリアしないと取得できない、信頼性の高い金融ライセンスは以下の通りです。
- 英国金融行動監視機構(FCA)
- 全米先物協会(NFA)
- スイス金融市場調査局(FINMA)
- キプロス証券取引委員会(CySEC)
金融ライセンスを取得していれば、公式サイト内にライセンス名と番号を記載しているため、事前に確認しておくと安心です。
信託保全・分別管理で資産管理している業者を利用する
自己資金を守るためにも、信託保全・分別管理で資産管理している業者を利用しましょう。
信託保全とは、顧客資金を信託銀行などの第3者機関へ預けて管理する方法です。
一方分別管理とは、FX業者が運営資金と顧客資金を分けて管理する方法を指します。
どちらも業者の資金と顧客資金を分ける方法ですが、間に銀行が入る分、信託保全の方が安全性は高いです。
国内業者であれば、日本の法律により信託保全が義務化されていますが、海外業者は規制対象外です。
信託保全や分別管理を採用している海外業者であれば、万が一経営破綻しても自己資金の一部または全額を守れるでしょう。
使用する金額を制限する
安全に取引するためにも、FXで使用する金額を制限しましょう。
FXをする目的として、お金を増やしたいというトレーダーがほとんどです。
短期間で多く利益を上げるならまとまった資金が必要で、海外FXならハイレバレッジ取引も可能です。
しかし、多額の自己資金を投入してハイレバレッジや大きいロットでの取引をしてしまうと、損失のリスクも大きくなってしまいます。
今までの勝率や、自身のリスク許容度を考慮したうえで、使用する金額のマイルールを決めると良いでしょう。
安全性に優れた海外FX業者5選
ここからは、安全性に優れた海外FX業者を紹介します。
- XMTrading
- FXGT
- BigBoss
- Exness
- AXIORY
XMTrading
出典:https://www.xmtrading.com/jp/
最大レバレッジ | 1,000倍 |
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スプレッド | ドル円:平均1.6pips(スタンダード口座) |
資産管理 | 分別管理 |
日本語対応 | ◯ |
ボーナス・キャンペーン | 口座開設ボーナス:13,000円 |
金融ライセンス |
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設立 | 2009年 |
運営会社 | Tradexfin Limited |
公式サイト | XMTrading公式サイト |
XMTradingは、数ある海外FX業者の中でも利用者が世界190カ国・100万人以上と多く、人気の高いブローカーです。
金融ライセンスはFSAとFSCの2つを取得して、公式サイトにも番号を記載しており、安全性が高いといえます。
また、資産管理は分別管理を採用しており、トレーダーの資金は運営資金と別口座にて保管されています。
業界最大手で大勢から利用されているXMTradingなら、安全性に優れており初心者から上級者までおすすめです。
※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。
FXGT
出典:https://fxgt.com/ja/
最大レバレッジ | 1,000倍 |
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スプレッド | ドル円:平均1.5pips(スタンダード+口座) |
資産管理 | 分別管理 |
日本語対応 | ◯ |
ボーナス・キャンペーン |
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金融ライセンス | セーシェル金融庁(FSA) 証券取引業者免許番号SD019 |
設立 | 2019年 |
運営会社 | 360 Degrees Markets Ltd. |
公式サイト | FXGT公式サイト |
FXGTは、2019年設立の比較的新しい海外FX業者でありながら、高い安全性と透明性を提供している人気のブローカーです。
XMTradingやExnessも保有しているセーシェル金融庁(FSA)の金融ライセンスを取得しているため、安全性が高いといえます。
信託保全は採用していませんが、FXGTが独自契約する賠償責任保険によって、1人あたり最高1億ユーロまで資産が保障されています。
キャンペーンやボーナスも豊富なため、特典を活用しつつ安全に取引したいトレーダーにおすすめです。
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BigBoss
出典:https://www.bigboss-financial.com/
最大レバレッジ | 1,111倍 |
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スプレッド | ドル円:平均1.2pips(スタンダード口座) |
資産管理 | 信託保全・分別管理を採用 |
日本語対応 | ◯ |
ボーナス・キャンペーン |
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金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーン金融庁(SVGIBC) |
設立 | 2013年 |
運営会社 | Big Boss Holdings Company Limited |
公式サイト | BigBoss公式サイト |
BigBossは、安定した取引環境と顧客サービスで知られる海外FX業者です。
保有する金融ライセンスは、取得が簡単なセントビンセント・グレナディーン金融庁(SVGIBC)のもので、他のライセンスと比べると安全性は低いです。
しかし、BigBossでは信託保全・分別管理を採用しており、資金管理面では信頼できます。
出金拒否などのネガティブな口コミ・評判も少ないため、初心者トレーダーでも気軽に利用できるトレーダーです。
※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。
Exness
出典:https://www.exness.com/
最大レバレッジ | 無制限 |
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スプレッド | ドル円:平均1.7pips(スタンダード口座) |
資産管理 | 分別管理 |
日本語対応 | ◯ |
ボーナス・キャンペーン | なし |
金融ライセンス | セーシェル金融庁(FSA) |
設立 | 2008年 |
運営会社 | Exness(SC)Ltd |
公式サイト | Exness公式サイト |
Exnessは、最大レバレッジが無制限であり、運営歴も長い海外FX業者です。
セーシェル金融庁(FSA)のライセンスを取得しており、XMTradingやFXGTも保有するため、安全性・信頼性が高いといえます。
資産管理は分別管理を採用しており、海外の口コミサイトによる評価も高いです。
キャンペーンなどは開催していませんが、狭いスプレッドかつ無制限レバレッジで取引したい方におすすめです。
※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。
AXIORY
出典:https://www.axiory.com/jp/
最大レバレッジ | 1,000倍 |
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スプレッド | ドル円:平均0.4pips(ナノ口座) |
資産管理 | 信託保全 |
日本語対応 | ◯ |
ボーナス・キャンペーン | お年玉ボーナスキャンペーン |
金融ライセンス | ベリーズ国際金融サービス委員会(FSC) |
設立 | 2011年 |
運営会社 | Axiory Global Ltd. |
公式サイト | AXIORY公式サイト |
AXIORYは、高い透明性と信頼性を備えた海外FX業者で、特に金融サービスの質と顧客サポートに力を入れています。
これまで最大レバレッジは400倍でしたが、2023年12月に新設されたマックス(MAX)口座では1,000倍で取引が可能となりました。
ベリーズ国際金融サービス委員会(FSC)のライセンスを取得しており、マイナーではありますが規制を強化するなど、徐々に信頼性を高めています。
取引の透明性が高いNDD方式を採用していたり、約定力は99.99%でスキャルピングに適していたりと、安心した環境でトレードできるでしょう。
※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。
ZAIXの問題点・悪い評判まとめ
本記事では、「ZAIXの概要や評判、問題点」などについて紹介しました。
海外FX業者の中には、問題点が多く悪い評判が集まるブローカーも存在します。
業者選びの際には、金融ライセンスや資金管理方法を確認し自身のリスク許容度を考慮するなど、慎重に検討しましょう。
また、ZAIXは現在サーバーエラーの影響でアクセスできない状況となっています。
サービスは一時停止中のため、アカウント登録もできません。
本記事を参考にし、ZAIXを利用するかどうか慎重に検討しましょう。
なお、総合的に評価されている人気の海外FX業者については、海外FX業者おすすめランキングにて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。