この記事を読んでいるあなたは、
- 海外在住者がFXを始める方法を知りたい
- 海外在住者がFXを始める時に注意すべきことを知りたい
- 海外在住者のFX利益の確定申告はどうなる?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では「海外在住者がFXを始める方法や注意点、基礎知識」などについてお伝えしていきます。
とりあえずおすすめの海外FX業者に登録したい方は、以下の3サービスがおすすめです。
海外FX業者 | 概要 | 公式サイト |
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海外在住者がFXを始める際の基礎知識
海外在住者でも、FXを始めることは可能です。
海外在住者がFXを始める際は、以下の基礎知識について知っておく必要があります。
海外在住者がFXを始める際の基礎知識 |
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それぞれ解説していきます。
海外在住者は日本のFX業者は利用できない
日本国内のFX業者で口座を開設するには、年齢や金融知識などいくつかの条件があります。
その1つに、「日本国内に居住する人」という項目があります。
国税庁の公式サイトを参考にすると、以下の人は日本国に居住しているとみなされます。
- 国内に住所を有している
- 現在まで引き続き1年以上「居所」を有している個人
参考:国税庁
住所は個人の生活の本拠ですが、その場所が生活の本拠であるかどうかは客観的な事実によって判断されます。
たとえば、日本に滞在している期間が半年程度であったとしても、「客観的事実」に照らし合わせ、実質的に日本に住んでいるとみなされれば、日本国居住者として扱われます。
これらの条件に当てはまらない人は「非居住者」とみなされ、国内FX業者を利用できません。
また、短期海外移住者も同じで、住民票が日本になく海外が生活拠点である人は国内FX業者を利用できないため注意しましょう。
海外在住者は海外FX業者を利用することができる
海外に生活拠点がある海外在住者は国内FX業者を利用できない代わりに、海外FX業者を利用できます。
海外FX業者は一部の国を除いて利用できるため、海外在住者でもFXを始められます。
日本人の中には海外FX業者を不安視する人もいますが、こうした業者は違法な事業者というわけではありません。
日本で海外FX業者の利用に疑問符がついている理由は、金融庁のライセンスを得ていないためです。
そのため、海外FX業者は違法な事業者だと認識されているのです。
しかし、日本の金融庁のライセンスを得ていなくても外国の金融当局のライセンスを得ているため非合法な業者というわけではありません。
海外在住者がFXを始める方法
この記事では海外FX業者「XM Global」を元に、海外在住者がFXを始める方法を紹介していきます。
海外在住者がFXを始める方法(XM Global) |
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それぞれ解説していきます。
口座開設に必要な書類を用意する
口座を開設するには以下の書類が必要なため、申し込み手続き前に用意しておきましょう。
XM Globalの口座開設に必要な書類 |
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【身分証明書類】
【住所確認書類】
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XMで口座を開設するには、身分証明書と現住所証明書の合計2種類の書類が必要です。
身分証明書については、必ず顔写真付きで有効期限内のものでなければなりません。
在留カードや住民基本台帳カード、学生証、社員証などは身分証明書として受付してもらえないため注意しましょう。
現住所証明書は1枚の書面で氏名・現住所・発行日・発行元・書類内容が確認できるものです。
現住所証明書がない場合、現住所が記載された運転免許証や写真付きマイナンバーカードとパスポートの組み合わせでも可能です。
XM Globalの口座開設ページにアクセスする
XMで口座を開設するには、最初にプロフィール登録をしなければなりません。
プロフィール登録方法は、非常に簡単です。
パソコンやスマホ、XMのアプリなどから登録フォームにアクセスし、メール認証するだけです。
プロフィール登録をすると、時期によっては口座開設ボーナスをもらえることもあるため、サイトの内容をしっかり確認したほうがよいでしょう。
居住国やメールアドレス・パスワードを入力する
出典:https://www.xm.com/register/profile-account
公式サイトの「OPEN AN ACCOUNT」をクリックすると、上記の画面が現れます。
右クリックして「日本語に翻訳」を選択すると日本語表記にできるため、英語が苦手でも心配ありません。
Country of Residenceには、居住国を入力します。
次に、自分のE-mailアドレスと任意のパスワードを入力します。
パスワードには10~15文字を使用し、数字、英小文字、英大文字、特殊文字を最低1つ入れなければなりません。
全ての項目を入力し、「REGISTER(登録する)」のボタンを押すと手続きが終了します。
口座タイプを選択する
XMの口座は、以下の3種類から選択できます。
- XM Ultra Low Micro Account(XMマイクロ口座)
- XM Ultra Low Standard Account(XMスタンダード口座)
- XM Zero Account(XMゼロアカウント)
- KIWAMI極口座
XM超低額マイクロ口座とXM超低額スタンダード口座はユーロ、米ドル、ポンドが基本通貨ですが、XMゼロアカウントは米ドル、ユーロ、日本円が基本通貨となっています。
KIWAMI極口座は、日本人向けのXMtradingだけの口座です。
lotについて比較するとXM超低額マイクロ口座は1lotが1,000通貨であるのに対し、XM超低額スタンダード口座とXMゼロアカウントは1lotが100,000通貨となっています。
最小取引単位はXM超低額マイクロ口座が0.1lot(100通貨)、XM超低額スタンダード口座とXMゼロアカウントは0.01lot(1,000通貨)です。
手数料については、XMゼロアカウントのみ必要です。
また、日本向けのXM Tradingのみで開設できるKIWAMI極口座はスプレッドの狭さと手数料無料、スワップフリーの口座でより低コストの取引が可能となっています。
このように、それぞれの口座に違いがあるため、比較検討したうえでどれか1つを選択しましょう。
個人情報を入力する
XMで口座を開設するためには、いくつかの個人情報をフォームに入力しなければなりません。
居住国、氏名、生年月日、住所、郵便番号、電話番号の入力が必要です。
居住国は、プロフィール登録時に入力したものがそのまま表示されます。
氏名は、半角アルファベットで入力しましょう。
同様に住所、市区町村、番地も半角英数で入力します。
郵便番号や電話番号は、ハイフン(-)なしで入力してください。
全ての情報を入力したら、投資家プロフィールに移行します。
投資家プロフィールを入力する
投資家プロフィールに入力するのは、以下の情報です。
- 年間投資予定額
- 取引の目的
- 就業状況
- 推定年収
- 資金源
- 純資産
年間投資予定額は、日本円ではなく米ドルに換算して入力してください。
取引の目的や就業状況、業種はプルダウンしてその中から選択します。
推定年収や純資産についても、年間投資予定額と同じく米ドルに換算して入力してください。
推定年収や純資産の変動幅がある場合は、「80,000-100,000」のように幅を持たせても構いません。
似た内容は国内FX業者に登録する際も問われるため、海外FX独特のものとは言えません。
口座開設が完了しメール認証を行う
フォームの全ての項目に入力すると、パスワード入力画面に移行します。
任意のパスワードを設定、「完了」をクリックします。
「口座開設完了の表示」が出て、取引開始の手順を書いたメールが登録されているE-mailアドレスに送られます。
「会員ページのログイン」をクリックし、取引で使用するMT4/MT5口座にアクセスできればメール認証が終了となります。
ただし、これだけでは取引を開始できないため、速やかに身分証明書などの必要書類を送って口座を有効化しましょう。
海外在住者がFXを始めるメリット
海外在住者がFXを始めるメリットを紹介します。
海外在住者がFXを始めるメリット |
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それぞれ解説していきます。
FXにかかる税率が日本より低い国が多い
1つ目のメリットは、日本よりもFXにかかる税率が低い場合があることです。
国内FX業者を利用した取引で利益を出した場合は、雑所得に分類され所得税が15%、住民税が5%、復興特別所得税が0.315%の合計20.315%の税率がかけられます。
海外FXを利用すれば、他の収入とあわせて最大で55%の所得税が課せられてしまいます。
一方、シンガポールやマレーシア、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイなどではFXの利益に課税されません。
これらの国では、FXでどれだけ利益を出しても税金がゼロなためかなりお得です。
稼いだ金額がそのまま自分の収入となるため、資産をロスすることなく再投資することができ、より早く資産を形成できる確率が上がります。
現地通貨を稼ぐことができる
2つ目のメリットは、現地通貨を稼げることです。
日本円を現地通貨に交換する際、為替手数料がかかってしまいます。
しかし、FXであげた利益を現地通貨で出金すれば、為替手数料で目減りすることなく現地通貨を入手できます。
非課税国であるシンガポールやマレーシア、UAEのドバイで、それぞれシンガポールドル、リンギット、ディルハムを入手すれば低コストで現地通貨を手に入れられます。
利用しているFX業者が対応していればSTICPAYやbitwalletといったオンラインウォレットサービスに出金することもでき、そこから自分が利用している銀行口座に入金することも可能です。
現地通貨であれ、オンライン決済用の口座であれ、どちらであっても現地での生活をする上で大きなメリットとなるでしょう。
海外在住者におすすめのFX業者
海外在住者におすすめのFX業者は、以下の通りです。
海外在住者におすすめのFX業者 |
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それぞれ解説していきます。
XM Global
出典:https://www.xmglobal.com/
XM Globalとは、XMの3つのブランドの1つです。
XMにはヨーロッパ諸国を対象とするXMと日本を対象とするXM Trading、ヨーロッパ・日本以外を対象とするXM Globalの3種類があります。
居住する国によって、使用するブランドが異なると考えればわかりやすいでしょう。
XM Globalはベリーズ・キプロス・オーストラリア・UAEのライセンスを取得し、世界各地で取引可能です。
日本やヨーロッパ諸国以外に住んでいるのであれば、XM Globalを利用するとよいでしょう。
Exness
出典:https://www.exness.com/
Exnessはロシアで創業したFX業者で、現在はEU加盟国のキプロスに本社を置いています。
近年は、アジアで急速に市場を拡大しています。
Exnessの魅力はレバレッジが無制限であることで、小さな資金で大きなトレードが可能な点です。
最低入金金額は10ドルなため、限られた資金からでもFXのトレードに参加できます。
取引コストが低いのも、Exnessの人気の1つです。
業界平均を下回るスプレッドで安定して取引できるのが強みといってよいでしょう。
※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。
海外在住者がFX業者を選ぶ際のポイント
海外在住者がFX業者を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
海外在住者がFX業者を選ぶ際のポイント |
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それぞれ解説していきます。
金融ライセンスを取得していない業者は使ってはいけない
海外FX業者の安全性を見極める際に目安となるのが、金融ライセンスの有無です。
日本では金融ライセンスを取得していなくても、海外の金融ライセンスを取得していることが最低条件です。
主な金融ライセンスは、以下のとおりです。
- FCA:イギリスライセンス
- ASIC:オーストラリアライセンス
- FSA:セーシェル金融庁ライセンス
- CySEC:キプロスライセンス
- IFSC:ベリーズライセンス
- CIMA:ケイマン諸島ライセンス
それぞれに定められた基準をクリアした事業者にライセンスが交付されているため、金融ライセンスを取得していない事業者よりも安全性が高いといえるでしょう。
これから始める初心者ならボーナスが豊富な業者を選ぶ
海外FXの魅力の1つはボーナスが豪華であることです。
ボーナスは大きく分けると、以下の2種類です。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
口座開設ボーナスは文字通り、海外FX業者で口座開設するともらえるボーナスです。
入金ボーナスは入金額に応じて与えられるボーナスで、中には100%〜200%といった驚くほどのボーナスを付与するFX業者もいます。
ただし、ボーナスについては注意点があります。
ボーナスに「口座開設から○○日以内」「キャンペーン期間内」といった、有効期限が設定されていることです。
特に口座開設ボーナスは1度しかもらえないため、有効期限内にボーナスをもらえる条件を満たしましょう。
また、ボーナス単体で引き出すことはできないため、必ず取引で活用しなければなりません。
すでに経験のある中・上級者は最大レバレッジやスプレッドの狭さを確認
FX取引の経験があるのであれば、レバレッジやスプレッドについて確認しなければなりません。
国内FXであればレバレッジは25倍と決められていますが、海外FX業者の場合は業者によって様々です。
たとえば、EUの規制を受けるFX業者のレバレッジは20~30倍ですが、レバレッジ規制を全く行わない国もあります。
利用するFX業者のレバレッジがどうなっているか、あらかじめ確認しておきましょう。
スキャルピングやデイトレードであれば、実質的な手数料であるスプレッドも重要です。
取引回数に応じてスプレッドが増えていくため、短時間で数多くの取引をするならスプレッドが狭い業者を選びましょう。
海外在住者がFXを始める際の注意点
海外在住者がFXを始める際は、以下の点に注意してください。
海外在住者がFXを始める際の注意点 |
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それぞれ解説していきます。
海外と国内で税制・確定申告のやり方が異なる
国内に居住している場合、FX取引で給与所得があるサラリーマンなどは年間20万円以上、専業主婦や自営業者であれば38万円以上の利益がでると確定申告しなければなりません。
国内FX業者を利用していると源泉分離課税が適用され、一律20.315%の税金がかかります。
一方、海外居住者の場合は居住している国の税制に従わなければなりません。
居住国の制度に従う考えを属地主義といい、世界の大半の国では属地主義を採用しています。
アメリカやフィリピンはどの国に住んでいようと、国籍を有する国に納税するという「属人主義」の考え方で課税します。
シンガポールやマレーシア、UAEのドバイなどは非課税なため納税・手続きが不要です。
FX取引を開始する前に、納税方法について調べておいた方が良いでしょう。
国・地域によっては証拠金にできない通貨がある
証拠金としてどの国の通貨を認めるかは、FX業者によって異なります。
ほとんどの海外FX業者で証拠金にできるのは、世界の基軸通貨といってもよい米ドルです。
日本円については入金可能な業者と、そうではない業者が存在します。
日本円で入金できる業者の場合は為替手数料が不要なためコストを減らすことができます。
しかし、対応していない場合は日本円を米ドルなどの外貨に換えて入金しなければなりません。
また、在住国の現地通貨が対応していないケースもあるため、自分が普段使う通貨を念頭に置き、口座開設前に対応している通貨を調べておく必要があります。
海外在住者がFXを始める際によくある質問
海外在住者がFXを始める際によくある質問を紹介します。
海外旅行中でもFXできる?
インターネットが使用できる環境であれば、在住国にいるのと同じようにトレードできます。
旅行中であっても、旅行せずに居住する国にとどまっていても、どこでも同じようにサービスが受けられます。
ただし、滞在期間には注意が必要です。
1週間程度の短期滞在で問題になる可能性は高くありませんが、半年や1年となると在住しているとみなされ、その国の制度や税制が適用される可能性があります。
長期旅行を考えているのであれば、海外FX業者に問い合わせたほうがよいでしょう。
海外旅行中に稼いだ利益分はどこに納税する?
海外旅行中に稼いだ利益は、原則、居住している国に納税します。
FXの利益については「属地主義」が採用されますが、短期の旅行者であれば居住地に納税するのが一般的です。
ただし、滞在期間が半年や1年という長期間になると在住者とみなされる可能性があるため注意しなければなりません。
また、どの国であっても税金に関する仕組みは複雑なため専門知識が必要です。
在住国の税制や法律に詳しい人に相談しましょう。
海外で日本のFX業者を利用したらどうなる?
海外在住者は、国内FX業者で口座開設することができないため、そもそも利用できません。
理由は、国内FX業者が「日本国に居住している」ことを口座開設の条件としているためです。
すでに国内FX業者の口座を保有していたとしても、海外に移住することが決まったら、国内FX業者の口座を解約しなければなりません。
海外移住後もFX取引を継続したいのであれば、日本国に居住しているという条件を課さない海外FX業者で口座開設するとよいでしょう。
海外在住者がFXを始める方法まとめ
この記事では、「海外在住者がFXを始める方法や注意点、基礎知識」などについてお伝えしてきました。
海外在住者は国内FX業者を利用できないため、海外FX業者を利用します。
口座を開設するには、身分証明書や住所確認書類が必要となるため事前に用意しておきましょう。
既に国内FX業者の口座を持っていても、海外移住後は使用できなくなるため出国前に解約したほうが良いです。
海外FX業者はボーナスが大きくゼロカットシステムもあるため、少額資金で大きな利益を上げるチャンスに恵まれています。
なお、総合的に評価されている人気の海外FX業者については、海外FX業者おすすめランキングにて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。