この記事を読んでいるあなたは、
- FXのコピートレードは違法?
- FXのトレードで違法になるケースは?
- FXの利用でトラブルに巻き込まれた際の対処法は?
このように考えているかも知れません。
この記事では「FXのコピートレードの違法性や違法となるケース、トラブルに巻き込まれた際の対処法」などについて紹介します。
人気のある海外FX業者に登録したい方は、以下の3業者がおすすめです。
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なお、日本人トレーダーに評価されている安全な海外FX業者については、海外FX業者おすすめランキングにて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

FXのコピートレードは違法?
今回は国内FX業者と海外FX業者のコピートレードに関して、以下の内容をそれぞれ詳しく解説していきます。
国内FX業者は金融庁に登録しないとコピートレードを提供できない
国内FX業者がコピートレードを提供するためには、「投資助言・代理業者」としての登録義務が金融商品取引法で定められています。
投資助言・代理業者とは、業者が顧客に助言を行う場合に求められる登録であり、登録せずにコピートレードを提供していた場合は3年以下の懲役や300万円以下の罰金などの罰則に処されるおそれがあります。
もし、トレーダーが「投資助言・代理業者」の登録がないFX業者のコピートレードを利用した場合、違法行為となる場合があるため注意が必要です。
海外FX業者がコピートレードを提供することは違法ではない
海外FX業者がコピートレードを提供するのに、違法性はありません。
しかし、国によっては金融庁のライセンスを保有していないとコピートレードの提供を禁止している場合が多いです。
コピートレードを提供している海外FX業者が、その国のライセンスを保有していれば問題ありませんが、保有せずに提供している場合は違法になります。
自分自身が違反しないためにも、利用する海外FX業者がライセンスを保有しているか確認するようにしましょう。
海外FX業者は日本の金融庁から警告を受けている
海外FX業者は、日本の金融庁から警告を受けている業者が多いです。
本来であれば、日本居住者に対して金融商品の勧誘行為をする場合、金融庁の登録が必要です。
実態として、金融庁の登録をせず勧誘行為を行なっている業者が多いため、金融庁から警告を受けています。
ただし、勧誘行為がNGというだけであって、自分で海外FX業者に登録をして利用するのは問題ありません。
実際に金融庁の公式サイトにも、以下の通り記載されています。
登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。
ここで言う「勧誘に類する行為」とは、「新聞、雑誌、テレビジョン及びラジオ並びにこれらに類するものによる有価証券に対する投資に関する広告、有価証券に対する投資に関する説明会の開催、口頭、文書又は電話その他の通信手段による有価証券に対する投資に関する情報提供」等が含まれます。出典:https://www.fsa.go.jp/ordinary/densi/de_003.html#gai_7
日本人が利用することに違法性はないが利用は自己責任
金融庁の登録をしていない海外FX業者は多いですが、利用自体に違法性はないです。
ただし、金融庁の登録がないため、何かトラブルに巻き込まれた際の保証がありません。
海外FX業者を利用する際は、あくまでも全て自己責任となる認識を持って利用するようにしましょう。
そもそもFXのコピートレードとは?
FXのコピートレードとは、他のトレーダーが行った取引を自分の口座に紐付けてリアルタイムでコピーする取引方法です。
FX取引初心者でも、経験のあるトレーダーと同じ取引ができる点が魅力となっています。
ただし、トレードに成功して利益が発生した場合、コピー元のトレーダーに対して成功手数料を払う必要があり、利益を圧迫してしまうため過度な利用は避ける必要があります。
コピートレードと比較されやすい以下の違いについて解説していきます。
コピートレードとミラートレードの違い
ミラートレードとは、他の人の自動売買プログラムを借りてそのプログラムに従って取引を行う方法です。
一方、コピートレードは他のトレーダーが行った取引を自分の口座にもコピーする取引方法となっています。
ミラートレードは、あくまでも「戦略や方針をコピーする」、コピートレードは「経験豊富な人のトレードをコピーする」といったイメージです。
なお、コピートレードとミラートレードを同義語としている場合もあります。
コピートレードとミラートレードの定義は少し違いますが、経験豊富なトレーダーの知識を真似できるといった点では同じと考えても良いでしょう。
コピートレードとEA(自動売買)の違い
EAとは、MT4やMT5で使用する自動売買プログラムで、Expert Adviserの略です。
EAは一度条件を設定してしまえば、自動的に取引を行ってくれます。
そのため、時間がない人や感情的な取引をよくしてしまう人にとっておすすめのツールと言えるでしょう。
また、プログラムができる人であれば、自分好みにカスタマイズも可能で自由度が高い点も魅力の1つと言えます。
コピートレードは取引に関する判断を人がしますが、EAは組み込んだプログラムが自動的に判断をするといった違いがあります。
コピートレードとMAM・PAMMの違い
MAM(Multi Account Manager)とPAMM(Percentage Allocation Management Module)は、トレーダーの代わりにアカウントマネージャーと呼ばれる投資のプロに運用代行をしてもらう方法です。
MAMは、リアルタイムで口座の注文内容と取引履歴の確認が可能です。
そのため、MAMはプロの取引手法を学べるといったメリットがあります。
一方、PAMMは運用資産の増減のみしか確認ができないといった違いがあります。
また、利益が発生した場合、アカウントマネージャーに成功手数料を払うため注意が必要です。
FXのコピートレードのメリット
FXのコピートレードのメリットは以下の通りです。
それぞれ詳しく解説していきます。
知識がない初心者でも始めやすい
コピートレードは、経験豊富なトレーダーの行った取引を自分の口座にリアルタイムで反映できます。
そのため、分析などの特別な知識が不要で初心者でも始めやすいといった点が魅力です。
FX取引を始めたものの、何から始めて良いか分からない人や取引に自信がない人は、コピートレードから始めてみるのも1つの方法でしょう。
プロトレーダーのトレードをそのまま利用できる
コピートレードは、プロトレーダーの行った取引をそのままリアルタイムで反映できます。
取引にかかる手間を省けるため、時間がないけどFX取引をしたい人におすすめです。
また、コピーするプロトレーダーを選択する際は、取引実績を確認して自由に選択できるのも魅力となっています。
しかし、コピーに頼ってしまうと、取引に関する技術が身に付かないため注意しましょう。
トレードに感情が介入せず24時間自動で取引できる
取引で負けていると「次で取り返さなければいけない」「次は必ず勝てる」といった感情が働いてしまい、引き際がわからなくなるという人も多いです。
コピートレードでは、プロトレーダーが取引を行うと自動的に自分の口座に反映されるため、自分の裁量が不要で感情が介入する余地がありません。
感情的にトレードをしてしまう人には、コピートレードはおすすめと言えるでしょう。
また、プロトレーダーの取引に連動しているため、24時間自動的に取引可能な点もメリットの1つです。
ポートフォリオを多様化すればリスク分散できる
コピートレードにおいて、複数のプロトレーダーのポートフォリオをコピーすればリスク分散が可能です。
トレーダーによって、取引手法や仮想通貨や株などの得意な分野は異なります。
それぞれの分野に特化したプロトレーダーをコピーすれば、利益の増加が見込め、単独のプロトレーダーの取引をコピーするよりも安定性があります。
簡単に設定して始められる
コピートレードは簡単に設定が可能です。
コピーしたいトレーダーを選択し、パラメーターを設定すれば設定完了となります。
EAの場合は、サーバーなどの稼働する環境設定が必要で初心者にはやや難しいです。
対して、コピートレードは簡単な設定のみで始められるため、初心者にもおすすめです。
FXのコピートレードのデメリット
FXのコピートレードのデメリットは以下の通りです。
それぞれ詳しく解説していきます。
成果報酬(手数料)が高い
コピートレードでは、プロトレーダーに取引をしてもらうため、プロトレーダーが取引で勝った場合に成果報酬を払う必要があります。
成果報酬に関しては海外FX業者によって様々ですが、利益の10%〜30%と言われています。
自分で取引をするよりも、受け取れる利益が少なくなってしまうため注意が必要です。
もちろん、プロトレーダーが取引で負けてしまった場合、成果報酬は発生しません。
コピートレードでは取引に勝って利益が発生した場合は、成果報酬が発生するのを十分理解しておきましょう。
実践的なトレードの技術が身につきにくい
コピートレードで取引し続けると、実践的な取引の技術が身につかないといったデメリットが存在します。
コピートレードは、他のトレーダーが行った取引を自分の口座に紐付けてリアルタイムでコピーする取引方法です。
自分の判断で取引をするわけではなく、全てプロトレーダーの判断で取引を行います。
コピートレードでは、取引の履歴や実績を公開しており、プロトレーダーの取引履歴や実績を見て取引に関する技術を身につけるというのも手段の1つです。
最初はコピートレードを多用するのも良いですが、技術を身につけるためにもプロトレーダーから色々学ぶ姿勢を意識しましょう。
必ずしも稼げるとは限らない
コピートレードを使用したからといって、必ず稼げるわけではありません。
FXで100%勝てる方法は存在しませんし、勝ち続けるのは不可能です。
プロトレーダーでも、負ける時は負けるとしっかり理解しておきましょう。
ただし、コピートレードではコピーするプロトレーダーを選択できるため、あまりにも稼げない場合は他のプロトレーダーを選択するのも可能です。
コピーしたいトレーダーを選択する際は、必ず取引履歴などの実績を確認して慎重に選ぶようにしましょう。
コピートレードできるFX業者おすすめランキング3選
コピートレードできる海外FX業者の中でも、特にオススメの以下3つの海外FX業者について解説していきます。
FX業者 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
![]() XMTrading |
|
XMTrading公式 |
![]() BigBoss |
|
BigBoss公式 |
![]() Exness |
|
Exness公式 |
XMTrading
出典:https://www.xmtrading.com/jp/
- 世界196カ国(20言語)でサービスを展開しており、海外FX業者の中でもトップクラスに人気の海外FX業者
- NDD方式を採用しているため、平均約定率99.98%の高い約定率を誇る
- メール・ライブチャットに対応しており、24時間日本語サポートのバックアップ体制が整備されている
XMTradingは世界196カ国でサービスを展開しており、トップクラスに人気の海外FX業者となっています。
NDD方式の発注を採用しており約定率が99.98%と高く、自分の想定した金額での取引ができます。
そのため、約定率が低いFX業者と比較して、利益を出しやすく安心して取引が可能です。
また、「新規口座開設ボーナス」や「2段階入金ボーナス」「ロイヤルティプログラム」などボーナスが充実しているのも魅力です。
海外FX業者に初めて登録をする人は、迷ったらXMTradingへの登録を検討してみましょう。
※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。
BigBoss
出典:https://www.bigboss-financial.com/
- 最大レバレッジ2,222倍にて取引が可能
- FXや仮想通貨、エネルギーなど約80種類以上の豊富な銘柄を扱っている
- 大量高速通信が可能なAWSを使用しているため、高い約定率を誇る
BigBossはFXや仮想通貨、エネルギーなどの80種類以上の豊富な銘柄を扱っている海外FX業者です。
ベストFXブローカー賞や最も成長のあるFXブローカーとして賞を受賞しており、信頼や実績があります。
レバレッジは最大2,222倍となっており、海外FX業者の中でも高い倍率での取引が可能です。
また、世界中の金融機関から人気のEquinix社と高速通信が可能なAWSを採用し、高い約定能力を実現しています。
また、日本語だけではなく、英語、中国語などの多言語にも対応しており海外FX業者初心者にもおすすめです。
※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。
Exness
出典:https://www.exness.com/ja
- レバレッジ無制限(実質21億倍)での取引が可能
- FX、仮想通貨、ゴールドなど多くの銘柄をスワップフリーにて取引可能
- ロスカットレベル0%にて取引可能なため、残高を有効活用できる
Exnessは、2008年に設立された無制限(実質21億倍)でのレバレッジ取引が可能な海外FX業者です。
無制限レバレッジを使用すれば、少ない資金でも大きな利益をあげられます。
また、スタンダード口座、スタンダードセント口座では10USD(約1,500円)から取引可能なため、あまり資金がない人でも取引を始められます。
ロスカットレベルが0%と、資金を最大限まで有効活用できるのも魅力と言えるでしょう。
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FXのコピートレードの違法性に関してよくある質問
FXのコピートレードの違法性に関してよくある質問は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説していきます。
FXのコピートレードは勝てない?
結論からお伝えすると、FXのコピートレードでは勝てます。
ただし、100%勝てるというわけではありません。
FX取引において絶対勝てる方法はないため、注意するようにしましょう。
負けが続くようであれば、コピーするプロトレーダーの選定をやり直すのが賢明です。
FXのコピートレードは儲からない?
FXのコピートレードは、上手に活用すれば儲かります。
儲けるには、勝率の高いプロトレーダーを選定する必要があります。
注意点としては、コピートレードの場合、取引が成功して利益が発生すると、成功報酬をプロトレーダーに支払う必要があるため、一般的な取引と比較するとコストがかかる点です。
最初のうちはコピートレードを使用するのがおすすめですが、最終的には自分で取引をした方がコストは抑えられます。
FXのコピートレードで勝つコツは?
FXのコピートレードで多く勝つには、勝率の高いプロトレーダーを選定しなければいけません。
トレーダーに関する情報を参照にできる場合が多いため、トレーダーの損益をしっかり確認して利益を多く上げているトレーダーを選定するようにしましょう。
また、プロトレーダーも複数を選定して、リスクを分散させるのがおすすめです。
さらに損切りするラインを自分で決めておき、損失が大きくなる前に損切りをしてロスカットを防ぐ必要もあります。
FXのコピートレードにおける注意点は?
FXのコピートレードにおける注意点は、以下の通りです。
- 信頼性のあるFX業者を利用する
- 自分に合うプロトレーダーを見つける
- 詐欺などに遭わないように気をつける
まずは、コピートレードを提供するにあたり、ライセンス保有や登録をしっかり行っているFX業者を選ぶ必要があります。
ライセンス保有や登録を行なっていないと違反になる可能性があります。
また、トレーダーによって運用方法は異なります。
自分の考えや資産などを考慮した上で、最も自分にあうプロトレーダーを見つけるのが重要です。
コピートレード自体は詐欺ではありませんが、コピートレードという言葉を使って他のLINEやSNSに勧誘する詐欺に引っかからないようにしましょう。
FXのコピートレードで勝てるトレーダーを選ぶ方法は?
FXのコピートレードで勝つためにも、勝率の高いトレーダーを選ぶ必要があります。
具体的には、以下の通りです。
- 成績や実績が良い
- 運用歴が長い
- フォロワー数が多い
大体のトレーダーは、成績や実績を公開しています。
成績や実績を確認して、しっかりと利益をあげられているか確認をしましょう。
FXのコピートレードの違法性まとめ
この記事では「FXのコピートレードの違法性や違法となるケース、トラブルに巻き込まれた際の対処法」などについて紹介しました。
FXのコピートレードに関しては、その国のライセンス保有や登録をしていないと違反になる場合があるため注意が必要です。
コピートレードに興味がある人は、必ず利用する海外FX業者のライセンスなどを確認するようにしましょう。
また、海外FX業者の場合、利用自体に違法性はありませんが金融庁の登録がないとトラブルにあった際の保証を受けられません。
あくまでも全て自己責任となってしまうため、海外FX業者を利用する際は信頼性のある業者を利用するようにしましょう。
なお、日本人トレーダーに評価されている安全な海外FX業者については、海外FX業者おすすめランキングにて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
